家族同士で異なるキャリアの携帯電話を使用しているときに、携帯電話会社をそろえると請求を一本化できたり、データ容量を分け合えたり、割引を受けられたりすることがあるので非常に便利です。長期割引の更新期間や割賦契約の残債などのMNPをする際の条件を気にする必要はありますが、家族間でバラバラのままにしておくよりキャリアをそろえる方が得策です。
ドコモユーザーの場合には、家族の携帯電話をドコモへMNPしてドコモに合わせるか、逆に自身の携帯電話を他社にMNPするかのいずれかの方法が考えられます。今回な、家族の携帯をドコモへMNPする際のポイントについて解説します。
1、家族回線をドコモに合わせるメリット
家族の携帯電話をドコモに合わせることのメリットについて紹介します。
請求を一本化できる
複数の携帯電話会社で契約をしていると、当然ですが複数の会社から請求がされるので管理がやや煩雑になります。
特に、ソフトバンクの場合には請求の締め日が10日、20日のパターンもあるので、携帯電話料金が引き落とされるタイミングが家族間でズレてしまうケースも起こりえます。
MNPによって契約キャリアをまとめれば請求を一本化できますので、お金の管理がとても楽になります(別々に管理したい場合や、仕事でスマートフォンを使用している場合など、希望によっては請求だけを別にすることもできます)。
データ容量を分け合うことができる
ドコモには、2つの家族間データ分け合いプランがあります。
- ウルトラシェアパック
- ベーシックシェアパック
ウルトラシェアパックは、データ容量に応じて、30・50・100と3つの料金設定があります。家族間や月によって使用するデータの容量が異なる場合に、設定したプランのデータ容量の範囲内で、家族でデータ容量を共有できるサービスです。
ベーシックシェアパックは、ウルトラシェアパックよりもさらにデータ容量を無駄にしないパケット分け合いサービスです。家族回合計で使用したデータ容量の分だけ請求される仕組みになっており、5Gb以下のステップ1~30Gbまでのステップ4まで、段階が分かれています。
これらのプランを活用することで、契約データ容量を余らせたり、月末近くになってデータ容量が不足してしまって通信制限がかかってしまいストレスを感じしまったりすることなく、快適にお得にデータプランを契約できます。
ドコモ光をお得に契約できる
ドコモ光とは、NTTのフレッツ光インターネットサービスです。
テレビにドコモ光の回線をつないで、テレビでインターネット高速通信を楽しんだり、家庭内でWi-Fiを設置しデータ容量を気にせずに通信を行ったり、IP電話を設置して通話料金の安い固定電話を設置したりすることができます。
ドコモユーザーは工事費18,000円が免除になったり、10,000p(dポイント)が付与されたりするキャンペーンが適用されます。
2、お得にドコモの携帯電話を契約するには
家族の回線をまとめる際に、お得に契約するコツについて紹介します。
キャンペーンを利用する
ドコモで家族回線を契約する場合に利用できるキャンペーンには以下の2つがあります。
- ドコモ家族まとめて割
- ご家族紹介特典
家族一緒に携帯電話を購入し、シェアパックに加入すると携帯電話1台あたり5,184円の割引が適用されます。
ドコモに他社からMNPをする回線を紹介すると、紹介一人につき紹介した回線にdポイント10,000pが付与されます。
複数台数同時契約をする
販売店のキャンペーンや独自施策にもよりますが、複数台数を同時契約することによって割引やキャンペーンを受けられる可能性もあります。
最近は同時契約キャンペーンも下火傾向にありますので必ず行われているとも言い切れませんが、2台以上を同時に契約する場合には販売店に確認してみましょう。
3、まとめ
この記事では、携帯乗り換え(MNP)によって家族の携帯電話回線をドコモにまとめるメリットとお得な契約方法を紹介しています。
携帯電話の事業者を一つにまとめることは、請求の一本化、データ容量の分け合い、インターネットや固定電話などの他サービスとの連携という点でメリットがあります。また、同時契約や家族回線の設定による端末契約料金の割引などが受けられる場合もあります。
キャンペーンは期間限定であったり、販売店独自の施策であったりすることが多いので、購入する時期にはきめ細かく確認をすることが必要になりますが、多額の割引を受けられる可能性もありますので、ドコモの公式サイトと販売店のサイトを是非チェックしてみてください。