ドコモからMNPで他社に携帯乗り換えを行うとき、何をそろえればよいのでしょうか?
携帯電話の手続きといえば、非常に煩わしいことかと思いますし、込み具合によっては店頭での待ち時間も発生してしまいます。できれば、必要なものをすべて事前にそろえて、店頭では不備なくスムーズに契約を進めたいことと思います。
今回の記事では、ドコモから携帯乗り換えをする際に必要なものについて解説します。
1、MNP転出時に必要なもの
docomoから携帯乗り換えをする際に、必要になるものとはMNP予約番号です。
MNP予約番号とは
MNP予約番号とは、携帯電話乗り換えで他社に移る際に必要な予約番号のことで、ドコモのコールセンターやドコモショップに予約番号の発番を依頼して発行してもらいます。予約番号の発番は、即時行うことができますが(ドコモショップで発番する場合には、店頭の込み具合によって待ち時間が生じる可能性があります)、予約番号には15日間の有効期限があることに注意してください。
MNP予約番号の発行方法
MNP予約番号を発行する方法は3通りあります。
- コールセンター
- マイドコモ
- ドコモショップ
コールセンターに電話してMNP予約番号を発行してほしい旨を連絡すればOKです。
MNPで他社に移行する理由を確認されますが、正直に伝えて問題ありません。電話番号はドコモ携帯電話から151です。受付時間は9時~20時です。
ウェブでMNP予約番号を発行することもできます。dアカウント(My docooのIDとパスワード)と4桁の暗証番号の用意が必要です。受付時間は9時~21:30です。
ドコモショップで取得することも可能です。カップ残金や更新期間などドコモショップのスタッフの方に確認をしながら手続きを進めたい方や切断型MNP(MNP予約と同時に解約になるタイプのMNP予約。更新期間が迫っているときなどに利用する場合があります)を利用したい方はドコモショップで手続きをすると良いでしょう。身分証明書の提示が必要です。
2、乗り換え契約時に必要なもの
乗り換え契約時に、発行したMNP予約番号、契約する携帯電話の電話番号の情報などに加えて、本人確認書類や支払いのために必要な書類が必要です。
本人確認書類
携帯乗り換えは、乗り換え先にとっては新規契約ですので、携帯電話を新規契約する際と同様の書類が必要になります。
本人確認書類は、以下のものがあります。(いずれか1点でOK)
- 運転免許証
- 保険証+住所確認書類
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証
また、未成年の方の場合には、上記書類1点に加えて保護者の方の確認書類が必要です。
法人契約の確認書類
携帯電話を法人名義で契約する場合には、以下の書類が必要になります。(3点すべて必要)
- 登記簿謄本もしくは印鑑証明
- 担当者の本人確認書類
- 担当者の名刺もしくは在職証明書
月々の支払い情報を確認するために必要なもの
支払い手続きを取るために、クレジットカードもしくは金融機関の口座の情報が必要になります。
事業者にもよりますが、店頭でクレジットカード・キャッシュカードあるいは口座の通帳の確認をされるケースがありますので持参するようにしましょう。また、金融機関の届出印も必要です。
端末を購入するために必要なもの
店頭では一括購入をしない場合でも頭金として、現金が必要になる場合があります。あらかじめ、金額を確認して支払いが必要になった時に支払えるようにしておきましょう。
また、端末の下取りキャンペーンを利用する場合には、現在利用中の機種を持参する必要があります。
ウェブ契約の場合
ウェブでの契約の場合には、こうした書類のやり取りを郵送で行ったり、写真データをメール送信したりして手続きをします。
事業者の指示、依頼に従って、契約手続きを進めてください。
3、まとめ
この記事では、ドコモから携帯乗り換えをする場合に必要な書類について紹介しました。
MNPの手続きを行う際には、docomo側にてMNP予約番号を発行することと、新しく契約する事業者側で本人確認書類や支払い講座(クレジットカード)情報・端末購入代金・現行利用機種などが必要です。
これらの準備物を忘れてしまうと、書類を取りに戻らなければならず、契約手続きに必要以上に時間がかかってしまうケースがあります。最悪の場合、書類の取り寄せが必要になってしまった場合にはMNP予約番号の有効期限や長期割引の更新期間が切れてしまう可能性もありますので、あらかじめ必要なものをきちんと取り揃えておきましょう。